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評決のとき

ジョエル・シュマッカー
おすすめ度:★★★★★
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人種問題との壮絶な闘い
おすすめ度 ★★★★★

U-571で主役を演じたマシュー・マコノヒーが南部の若い弁護士として、サミュエル・L・ジャクソン演じる黒人を救おうと闘う物語。ジャクソンは、娘を犯し、治らない程のケガを負わせた白人2人を撃ち殺したのだが、その背景には過去の裁判で白人を殺した黒人が無罪になったという経緯があった。街では黒人と白人の血で血を洗う争いが始まる。過激な白人に狙われ、自らもア周りも危険に見舞われ、孤立した主人公を助ける助手役に、サンドラ・ブロック、検事役にケビン・スペイシー、主人公の恩師役をドナルド・サザーランドと、脇も大物が固める。過激白人が何十回も「ニガー」と吐き出すシーンがあり、見ていて辛い場面も多いが、アメリカの良心が現れた作品だと思う。



弁護士の正義
おすすめ度 ★★★★☆

土地柄から言って黒人の弁護に勝ち目はないと思いながらも、弁護士の原点に立ち戻り、また一人の父親として、若く、経験も浅い一人の白人弁護士が立ち上がる。アメリカ南部の根強い人種差別意識の理不尽さが重くのしかかってくる。陪審員たちに対して、単に理屈だけで押しとうすのではなく、心情に訴えた弁護は、これを見る者の心にも深く訴えてくる。
見る者を最後まで引き付けて離さない、法廷ものの作品としてわすれられない逸品だ。



法廷ものの基本形?
おすすめ度 ★★★☆☆

アメリカは日本より法廷劇が好きらしくいろいろな映画がありますが、これは見ても損はしません。

 暴行事件の裁判なのですが、多民族国家アメリカならではの人種差別、白人対黒人の争いが争点となっています。黒人の女の子が被害者、白人が加害者という図式ですが、キャスティングはなかなかです。弁護役にマシュー・マコノヒー、威厳のある検事役にぴったりのケビン・スペーシー、被害者の父親兼加害者(見てのお楽しみ)のサミュエル・ジャクソン。火花まで散りませんがなかなかの戦いです。
 向こうの裁判は陪審制のせいでしょうか、深層心理に訴えかけるシーンがジンときます。「ゴースト・オブ・ミシシッピ」より感情移入しやすいですよ!


概要
ミシシッピー州カントンの裁判所で、ふたりの白人青年に暴行された黒人少女の父親カール(サミュエル・L・ジャクソン)が犯人を射殺。新米弁護士ジェイク(マシュー・マコノヒー)は彼を弁護することになるが、人種差別のはびこる南部の町を舞台に、やがて事件は白人と黒人の対立という大きな社会問題へと発展していく…。
ジョン・グリシャムのベストセラー小説を『タイガーランド』などジョエル・シューマカー監督が映画化。アメリカ映画では繰り返し描かれてきた人種差別問題をモチーフにしているが、ここで彼は単に多彩なキャストをさばくといった職人芸だけではなく、グリシャム小説につきものの作り物めいた物語性をいかに払拭させ、社会的反骨の姿勢をもって演出に腐心しているかが容易にうかがえる。ケヴィン・スペイシーが憎まれ役検事を熱演。(的田也寸志)

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