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ジャニス

ハワード・オーク
おすすめ度:★★★★★
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生まれながらにしてシンガーだった、ジャニスの姿を垣間見れる
おすすめ度 ★★★★★

「久しぶりだね。何十年ぶりかな」---このDVDの最初の彼女の映像に語りかけながら見始めた。
彼女のCDはことある毎に聞いているが、彼女の姿を見るのは実に久しぶりだった。
僕がジャニスを聞き始めた頃には既に彼女は夭折していた。
その2,3年後、高校生の頃に映画「ジャニス」を見たのだと記憶している。
あのハスキー・ボイスで歌う彼女の数々の名曲、"Summer Time"は一緒に歌ってみたりした。
このDVDの中でジャニスは「私は歌手になったんじゃないの。歌手だったの」と注目すべき発言をしている。
そしてまた「(歌うということは)自分の内面そのものだもの。歌っているうちに、(自分の内面にあるものを)わかるようになると思う」とも。
生まれながらにしての歌手にして、歌うことで本然の自分を知るジャニス。
人間は皆なんらかの表現をしながら生きているが、
"音楽"表現方法に自分の運命を感じとり、その道に生きた。
それはすごく幸せなことだと思う。

高校生時代には絵も描いていたようだが、ジャニスにとって最も根源的な表現方法は歌であり、
それこそが”本来の自分である”と10代の終わりには確信していたみたいだ。
27歳にしてドラッグのために逝ってしまったため、悲劇とか悲惨とかいう言葉も未だに見受けられるが、
数十年の歳月を経て再会した僕の目には、ジャニスの強烈にシャウトする姿---それはやはり最高に光り輝やいていた。
「歌手として生まれた人」「本然的表現者」---- まさにこの言葉がジャニスにはふさわしい。



素晴らしいパフォーマンス
おすすめ度 ★★★★★

劇中で、ママ・キャス(プロのシンガー)が、ジャニスの歌唱を見て口をポカーンと開けて驚いている場面があります。ジャニスを見たことがない人はきっとこうなるでしょう。

ただ、ジャニスの私生活が悲惨だったというのはステレオタイプな推測です。それは、自分の理解できないもの、嫌いなものを否定していた(否定すれば自分が安心できる)ジャニスの田舎の連中の思考と同じ。

美空ひばり、ビートルズ・・登場したときには「権威」という古い価値観に叩かれていました。



痛々しいジャニス
おすすめ度 ★★★★☆

 VHSから買い直ししました。その歌唱の素晴らしさは今更言うに及ばないが、酒、薬に溺れていきボロボロになっていく彼女は実に痛々しい。歌っている時だけが自分自身を感じている幸せな時間だったのでしょう。それ以外は自己嫌悪というか世間からの冷たい視線、欺瞞なお世辞からの逃避を続けていくだけの時間だったのでしょうね。TVインタビューの場面を観ても皆面白半分な質問ばかりですよねぇ。ジャニスも退屈そうに答えていますね。もっと音楽の事を訊いてあげれば良いのになぁ・・・。

 自伝も読みましたが、型破りな私生活には驚きました。当時Rock界(今も?)では常識というか当たり前の事なのでしょうが、自分に置き換えると絶えられない時代ですね。マリファナ1本だって嫌ですね。彼女の作り上げた「作品」は素晴らしいが、その土台となった暮らしは悲惨なものだった。それを興味本位で覗いてしまう我々もいけないのだが・・・。1970年、亡くなる3ヶ月前のトロント公演で声を振り絞って歌うその姿を観ると、こちらまでも身を捩りたくなってくる。ジャニスが逝った1970年10月4日は私の14歳の誕生日でした・・・・。何とまぁ奇遇な・・忘れられないに決まってる。



もっと工夫して欲しい・・・
おすすめ度 ★★★☆☆

インタビューでの会話の内容は字幕で出ますが、歌っている時の歌詞の字幕が入っていないのが残念。
せっかくだから英語の歌詞と日本語の訳詞両方を字幕表示できるくらいにしてほしかった。


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