非常に「意義」のあるアルバムです。おすすめ度
★★★★★
レトロゲームと言えば、大概はファミコンやス−パーファミコンの事を思いつくと思います。
多少語弊はありますが、あえてそれら「以外の」マイナーハードを中心にアルバムが構成されています。
今回のレジェンドオブゲームミュージック（以下ＬＯＧＭ）シリーズは収録タイトルのチョイスが秀逸で、
それぞれのハード、収録タイトルにこだわりがあった人ほど、より満足出来るのではないかと思います。
なお、これまでのＬＯＧＭシリーズ同様に収録タイトルが多い為１ループしか収録されていません。
残念ながら今回のスペシャルＤＶＤは明らかに蛇足なのですが、
絶対に日の目を見ることが無い「はずだった」タイトルが多く収録されているのには素直に評価できますね。
ＬＯＧＭシリーズでは唯一オススメできるタイトルではないかと思います。
待ってました!!!!
おすすめ度 ★★★★★
GAME SOUND LEGEND SERIESのCD-BOX第三弾です。
今回はゲーセン作品BGMじゃなく往年の家庭用ゲーム機諸々が網羅されてます。
アレンジやリミックスではなく、ゲーム中流れるBGMをそのまま収録してあるので、
曲を聴く為にゲーム起動させたりせず、何時でも好きな時に聴けます。
各曲、大体１コーラスという長さですが、(未プレイのゲーム曲もあるので、詳しくは解らないです)
収録曲数が物凄い事になっているので仕方の無い事かと思います。
エンディング曲などのループしない曲はちゃんと最後まで収録されてるみたいですし。
収録作品が内蔵(＆拡張)音源で鳴っているゲームからチョイスされてるのも拘りを感じました。
メガドラやPCエンジン等はCD-ROMを活かした生演奏BGMのゲームも多数出ているのに、
CD媒体のタイトルは一切ありません。ROMカセットやHuカード、フロッピー等々。
PSGやFM音源、SCC(コナミ独自のMSX用音源)など、内蔵音源での演奏を堪能出来ます。
本体の音源の特徴を活かした魅力あるBGM、いい意味で、褒め言葉で「電子音」BGMというか。
音源そのものは今に比べたらそりゃ確かに貧弱ですが。
曲ソノモノの素晴らしさは今でも揺るがないと思います。
音源は弱くとも耳に残る印象的なメロディー、「曲だけでも聴いていたい」と思うような。
そんな沢山のゲームの中からの、更に選りすぐりのタイトルなので、
「音源の弱さ」はある程度踏まえた上で、「でも、ステキな曲なんだよ」と、
(当時のユーザーだけじゃなく)いろんな人に聴いてもらいたいなぁと、
強くお奨めしたい気持ちになりました。
私自身、未プレイのゲームが結構収録されているのですが、今回初めて聴いたのに、
「なんだコレ。カッコイイじゃん。プレイしておけばよかった!!」なんて思ったり、
かなり楽しんで聴いてます。ノリが良く親しみやすい曲とか。ステキな曲が沢山で嬉しい。
