BGMに成り得ないアート・ロックおすすめ度
★★★★★
ラジオから流れてほしくないロック。この作品からの曲はラジオで流してほしくない。
実際流れないけど。これらが流れるのは、個人各々のヘッドホンからでなければならない、と思っています。
安っぽいラジオ番組で流すほどポップでもないし(いや、実際ポップなのかな?)、じっくりと集中して耳を傾けて聴くべき作品だと思います。いや、ラジオで流れる曲がどうのこうの、って言ってるわけじゃありません。ただこの作品はヘッドホンで丸々1枚ぶっ通しで聴くべき作品だと言っているんです。
自分の中で5本の指に入るロック・アルバムで、最新リマスターの「オリジナル・マスター・エディション」は素晴らしい音になってます。30周年記念エディションまでしか持っていない方、是非買い換えましょう。
キング・クリムゾンには他にも素晴らしいアルバムがありますが、やっぱり本作が一番好き。初めてキング・クリムゾンを聴こうと思ってる方、私のこんなしょうもないレビューを見終わったら速攻でクリックボタンを押して注文しちゃいましょう。
CDは2005年以降でおすすめ度
★★★★★
pink island盤も入れて比較しました。
2点のアナログ 日本盤P10115A(リイシュ-) UK盤ILPS9111(マト2/2)
3点のCD 1990バージンジャパン 2003紙ジャケ日本盤 2005US盤
アナログ音源はCDに録音して使用。5つのスキゾイドマンをそれぞれ10分割し当家のオーディオで判定した。(アナログはSPU Classic、ラックスマン550という普通の組み合わせで再生しコンピュータに取り込んだ。)
音のクリアさにおいては2005US盤=UK盤ILPS9111>1990バージンジャパン=2003紙ジャケ日本盤(この2枚は同じものではないかと思われる)>日本盤P10115A。低音は2005US盤>アナログUK盤(僅差)>>>残りの3だった。定位に関しては2005US盤が優れていた。つまり2005US盤はオリジナルマスターテープを使用したとされるILPS9111とほぼ同様の音質であり高価なオーディオセットにも十分通用する音と考える。
驚くことにP10115A UK盤ILPS9111の差がわからないという仲間もおり、おそらくコンピュータに付属するオーディオで楽しんでいるためだろうと思われる。私個人はMP3に落としてもこの二つのアナログメディアの差を感じた。
結論だが、大きなスピーカのある方は2005年以降のCDで楽しむのがよいと思う。今回2005US盤を聴くまではUK盤ILPS9111(マト2/2)がもっともすばらしい音だった。そして2005US盤にフィルタリングの形跡(高音<低音)を感じるため現時点においてもUK盤ILPS9111がこのアルバムの標準的なバランスの音を提供するメディアと考える。しかし現在このLPを手にし鑑賞するのはかなり投資が必要であり2005年US盤こそが全世界的標準音質と考えて良いだろう。今後フィルタリングを施さずにオリジナルマスターからCD化されればもはやバージョン更新の必要はないだろう。
宮殿にておすすめ度
★★★★★
私がこのアルバム中でとにかく好きな曲が『クリムゾンキングの宮殿』です。宮殿の語り部が淡々と語っているようなグレッグ・レイクのボーカル、サビ部分のコーラスが耳に焼き付いて離れません。曲が終わったと思わせておいてフルートの音色から再度曲が開始され、最後はメインリフの繰り返しの後、唐突に終了します。不思議な余韻があります。
その他の曲に関しても文句無しです。
プログレッシブ・ロックの水戸黄門
おすすめ度 ★★★★★
プログレッシブ・ロック(略称 プログレ)といえば、このアルバムが
必ず冒頭で紹介されます。
このジャンル分けがいいのか分かりませんが、メンバーチェンジの激しい
このグループのアルバムの中で、このアルバムのみ万人にお勧めできます。
「いかにも」です。
期待を裏切りません。
一度、聞いてみて下さい。