乾いた空気が肌に刺さってくるおすすめ度
★★★★★
音楽を聴いて最も衝撃を受けた一枚! 当時高校一年でした。
太陽が持つ無限のエネルギーと月が醸し出す静寂といった、
ジャケットさながらの相反する表現の交錯が本作に於ける最大の魅力でしょう。
ですから自ずと曲によって又は曲中のメリハリが強くなるわけですが、
最後まで緊張感とバランスを保っているところが傑作と言われる所以だと思います。
1stの 『クリムゾン・キングの宮殿』 と共にKING CRIMSONの代表作として常に挙げられる5th 『太陽と戦慄』。
でも、なぜこの2枚なのでしょうか。理由は意外と簡単です。
歴代の作品中、フロントマンのR.フリップ以上に音楽的活躍を見せたメンバーが在籍していたのが 『宮殿』 と 『戦慄』 だけなのです。
ファンの方には言うまでもなく、前者がI.マクドナルド(Reeds,Woodwind and Vibes)、後者がJ.ミュアー(Percussion and Allsorts)です。
さしづめ “ 『宮殿』 はマクドナルドのアルバムで、 『戦慄』 はミュアーのアルバム” と言い換えられるかもしれませんね。
このセンスに脱帽です!おすすめ度
★★★★★
オダギリさんが出演しているトヨタの車のCMを観た時に「カッキーなぁ!!」と思いキングクリムゾンの曲だと知った今日ビックリしました。
1973年のアルバムの曲で2008年の人々(少なくとも俺)が何だか新しいなぁ!!と思いCMを観れるなんて、当時のこのバンドのぶっ飛び具合が半端じゃなかったんだなぁ、と心の底から思います。
兎にも角にもカッコイイです!!
Larks' Tonguesは男性、Aspicは女性おすすめ度
★★★★★
以下は筆者の解釈です。
Larks' Tonguesはひばりの舌、硬いが、しかし実は繊細なものを、aspicはゼリー状の料理、暖かくて柔らかい包容力のあるものを、それぞれ表象しています。ジャケットは、太陽たる男性と月の女性を表象しています。Larks' Tongues in Aspic part1は、はっきりとしない、ためらいがちなスタートから、すこしづつ夢中になっていく様を、PART2は反復運動の後に絶頂へと達する様を表象しています。途中の4曲ですが、男性の感情・本性を表現しています。book of saturdayは表面的なやさしさを、EXILEは気障さと弱さを、EASY moneyはずるさを、talkingdrumは凶暴さをあらわしています。このアルバムはこういったことをものすごく高度なレベルで抽象化した、類まれな作品です。したがって毒蛇がどうとか、「太陽と戦慄」いう日本語題名は実はまったく関係ありません。もっともこの題名は有名になったという意味では大成功ですね。
プログレとはこういうことだおすすめ度
★★★★☆
プログレッシブロックって?この作品はその質問に100%答えを返してくれるだけでなく、なおかつ余りあるショックを聴く者に与える。この作品において、クリムゾンはもはや完全に「宮殿」の呪縛から離脱し、新たなるアイデンティティーを獲得した。現代版クリムゾンの原点。当のフリップ翁は嫌がる言い方かもしれないが、現在プログレッシブロックと呼ばれる音楽の魅力、パワー、狂気。。。 そんな要素がぎっしりとつまった文句なしの超名盤だ。
いや〜驚きました・・・
おすすめ度 ★★★★★
キング・クリムゾンの曲が車のCMに使われるなんて・・・
こんな選曲ができるCMプロデューサーは、きっと私と同年代で
熱烈なクリムゾンファンに違いありません。
多くのファンを驚かせたと同時に、King Crimson て何者・・・?
と思われた方もいらっしゃるでしょう。
1969年の衝撃的なデビュー以来、現在もアルバムがリリースされ
過去の音源がいまだに若いファンを増やし続けている
プログレッシヴ・ロックの筆頭で、ピンク・フロイドと並んで
常に頂点に君臨する、まさにモンスターグループです。
CM曲になっている「イージー・マネー」が収録されているこのアルバムは
1973年発表の6作目で、内容は作曲半分、即興半分の
前衛的超テク頭脳派音楽共同体ロックといった感じでしょうか・・・。
けれどロック好きなら難しく構えることはありません。
作品数も多く、メンバーも演奏もその時代によって違うので
どれから聴けば良いという答えもありません。
どうぞ気楽に、興味を持たれたこの作品からお試しください。
そして、ショボいロックなんかひれ伏してしまうほどの
圧倒的な音世界を体感してください。