ほとんど完璧に理想的な続編です。おすすめ度
★★★★☆
「自分の描いたラクガキが立体化して、思うままに動かせる」
この言葉に心躍った人は迷わず買うべきです。
前作は、戦闘はコマンド選択式のジャンケンみたいで、ラクガキは勝手にとんだりはねたりしていたため、“思うままに”とはちょっと違いました。
しかし、今回は3Dアクションゲーム。プレイヤーが自分で操作します。
また、ラクガキが使うワザも、前作では色や形に合わせて自動的に割り振られていましたが、今回は自分で決めることができます。(腕がないとパンチできない、などの制限はあり)
ロード時間も著しく短縮され、プレイも快適になっています。(ラクガキの動作チェックが面倒になったのだけは残念)
車輪など、新しいパーツも追加されました。
惜しむらくは、ストーリー。
子ども向け……というか、「自分が魔王の封印を解いてしまい、町の人々は魔物の奴隷にされている(らしい)。両親も行方不明」という状況なのに、主人公に全く緊迫感がないというのは、感情移入できないんですが……。(なので星4つ)
しかし、ラクガキの楽しさが全てを補う……というか、それこそが全て。
自分で描き出したキャラクターで、思う存分飛んだり跳ねたりしましょう。
今作では描いたらくがきを「動かせる」
おすすめ度 ★★★★★
前作が「自分で描いたらくがきが動く」だったとすれば今作は「自分で描いたらくがきを動かせる」この違いが意外に大きい。
今作では、フィールドを歩くのも、アイテムを取るのも、敵キャラと戦うのも全て「らくがき」を自分で「操作」して行えます。この「自分のらくがきを動かす」と言う作業がめちゃめちゃ楽しいです。
またシナリオもしっかりしていて、続編というより全く違うゲームと思った方がいいかもしれません。