「ついに念願の鉄人28号だ」と楽しみだったが、リボルジョイントの使い過ぎか、曲がらなくてもいい方向まで曲がるので、ポーズをとらせるときにストレス爆発。ここまでリボルジョイント使う必要があるのかと疑問に思った。オプションはお得感満載だが、リボルテックのこれからの課題が鉄人28号で明らかになったような気がする。むしろ同じ山口氏のグリコのおまけの鉄人の方が可動範囲は少ないが潔くとてもいい。
いろいろな試みおすすめ度
★★★☆☆
今回の鉄人は2004年度版のアニメを元にして作られているそうです。
古くからのファンの方には申し訳ないけれど、個人的にはタイムスリップグリコのプロポーション(足長、細身、頭部が小さい)で
出して欲しかったなあ・・・
と思いつつ、この鉄人、手にとってみるとなかなか。
デザイン上、可動範囲が制限されそうなんですが、かなりグリグリと動かせます。
間接は全てリボルバージョイント。手首までリボルバー。手首の接続はちょっと角度にクセがあります。
ひざの接続はちょっと感動。ひざ裏のデザインが上手くまとまっています。
胴体はよだれかけ、胸、腹部の3分割、全てリボルバージョイント接続でグリグリ動きます。全部硬い素材で出来てました。
ビス止めのリボルテックなんて、初めて見ましたよ。
推進装置までリボルバージョイント接続。左右の推進装置、間がジョイントで固定されていて、
外せば独立可動しますがあんまり意味無いかも?極端な角度はつけれません。
オプションは「指が動く」手首。(正確には手が開く?)
腕が破損したときのパーツは、他のリボルテックにつけても違和感なさそうです。
一番の目玉は、推進装置の噴射炎。こちらにジョイント用の穴が空いているおかげで、
本体背部に不自然な穴が無くなっています。(足の裏にはあります)
が、飛行ポーズをとらせた時に負荷がかかるので少し心配。結構硬いのは硬いですが。
目の赤い「悪の鉄人」頭部も付属。
気になる点。
箱から開けた時、胴体に二箇所ビニールが挟まってる(パーツ同士がくっつくのを避けるため?)んですが、
切れ込みがないため、胴体を分解しなければなりません。ジョイントは最初硬いので一苦労。
塗装も、本体の色と比べ、緑と赤の塗装部分がちょっと浮いている気がします。
目もシールをペタンと貼ったような質感です(コレはあえてそうしているのかもしれませんが)
タイムスリップ グリコを超えた!
おすすめ度 ★★★★☆
この鉄人の出来については 他の方のレビューの とおり、
申し分の無いものです。
原作とも新旧アニメとも違う、力強い 鉄人 山口号 と言えます。
山口氏が手掛けた 名食玩 タイムスリップ・グリコの鉄人が
霞んでしまいました。
早く オックスと闘わせたい です。