そこそこ楽しめたおすすめ度
★★★★☆
2008.6.20加筆
劇場版だけあって、動きも滑らか、絵も綺麗でした。
残月というのは、昼間に見える白っぽいお月様のことらしい。
鉄人28号のアニメーションもいろいろとVer.が存在し、
とても現代的なものもあったが、やはり鉄人には、今作品のように
「戦後復興期の日本」という舞台が似合う。
今回も、終戦間もない日本が舞台で、昭和の匂いを感じさせる。
今はもう街では見かけなくなったが、私が子供の頃には、まだ
傷痍軍人が街にいた。そんな記憶を呼び覚ますものでもあった。
劇中で正太郎(兄)が、偽傷痍軍人になりすまして、善良な市民から
募金を頂戴している輩に激怒し、その姑息な精神に怒り、
「私はこんな日本のために戦いに行ったのではない!」
と啖呵を切る場面が、特にはっとなった。
それは現代日本人にも向けられたメッセージではなかったか…。
物語を見ていて、少年探偵・金田正太郎がなぜ車を運転しているのか?
免許は取れたのか?
はたまた鉄人の操縦に際して、正太郎(兄)はなぜ鉄人を目視せずに
操縦することができたのか?確かリモコンにはモニターなどなかったはずだが…。
など細かい疑問は残るのだが…。
私もリボルテック同梱のDVDを購入したが、当初、鉄人をがしがし
動かして遊んでやろうと思っていたが、もったいなくて飾りになっている。
ちょっと動かしたが、結構動きがかたかった。
引っ張ったなぁ〜!!おすすめ度
★★★★★
DVD化されるのに、かなり時間がかかりましたねぇ。
本当に待望のDVD化ですよ!発売が実に待ち遠しい。
同じ映画の『鉄人28号』でも、先に上映・DVD化された『実写版』を観てハラワタが煮え繰り返ったあなたは、コレを観てご機嫌を治しましょう!
特典のリボルテック…
『大鉄人』にしてほしかったなぁ…。
そりゃムリか。
待望のリリース!
おすすめ度 ★★★★★
傑作の誉れ高い 今川監督の TV版 鉄人28号。
“白昼の残月”は、このTVシリーズの主要キャラ(主要な悪役も)、
メカ設定を踏襲してはいますが、TVシリーズより さらに重いテーマを
描いた作品で、 今川監督 曰く、自分が描きたかった真の鉄人との事です。
※ TVシリーズの 挿入話、後日譚では ありません。
運良く、劇場で観る事が出来たのですが、一度しか観ていないので、
まだ自分の中では上手く消化できていません。
ずっと再度観たいと思っていました。ようやく待望のリリースです。
特典のリペイント版 リボルテック鉄人も嬉しいですね。
出来れば、残月のダメージ版鉄人を再現できると最高ですが…。