今思えばよく世に出せたなあ。おすすめ度
★★★★☆
わたしはアニメから入っていった方なのですが、アニメですらこんな衝撃的な作品に驚かされるばかりなのに、原作本は更に凄まじかった。
はっきり言って主人公の歩野は変態ストーカーです。
社会から隔絶された人間が成長(してるのか?)するとどのようになるのか、これは昭和60年代の作品でギャグ漫画ですが、今ではまったく洒落にもなりません。
ある意味永野のりこは予言していたのかも知れませんね。
恋は電波おすすめ度
★★★★★
核シェルターで育てられたために、世間知らずのマッドサイエンティストになってしまった歩野くんは、社会復帰のために無理やり通わされた学校で、生まれて初めての恋をして‥‥
自分でどうにもできない『恋心』を、「彼女が電波で脳に命令している」考え、「そんな彼女は宇宙人なのだ」と誤解して起こすドタバタが楽しい、SFラブコメディです。
ちょっとだけ、SFや科学に興味があるひとの方が、楽しめるかもしれません。
ひたすら歩野くんがひとみを追い回す1巻と、ひとみが歩野くんに惹かれはじめ、「自分が宇宙人ではない」ことに悩みだす2巻、少し味わいが違いますが、どちらもおすすめです。