懐かしくも面倒なキットおすすめ度
★★★★☆
接着剤のみでストレートに作れば比較的簡単な時間で出来上がります。
しかしそれでは2色のみの味気ない造型となってしまい、やっぱり色を塗ろうとしても組み終わった後では色塗りは容易ではありません。
HGUCやMGでは仮組みが可能ですが、このキットは取り外し部位はないのでそんな作業はできません。接着剤が乾くのを日を置いて待ちーち、パーツのつなぎ目を消しーし、色の塗りーしと、頭の中にも設計プランを作りつつ気長に作らないとリアルに仕上がりません。
改造も加え、リアルに仕上げれば、パッケージにも引けをとらない傑作になるでしょう。
塗料や接着剤についた手で、クリアパーツを触ったらアウトですよ。
リアルなフォルム 80年代アニメプラモの最高峰
おすすめ度 ★★★★★
模型屋に行ったらいきなりザブングルプラモが再販されていて、昔買った物が押入れに眠っているのですが、嬉しくなってこのトラッドイレブンとギャロップTYPEとクラブTYPEの3つを衝動買いしてしまいました。
組み立てて、接合面をパテで埋めヤスリをかけ、塗装してデカールを貼ってエナメル塗料でウエザリング(汚し)をかけて完成に半日かかりました。
もともと模型は何年かごとに作っているので塗料のMrカラーも大体の色が揃ってます。3色入ったGUNDAMカラーも優秀ですね。汚す時に味が出るようになるたけ光沢やつや消しは使わず半光沢の色を選ぶようにしてます。
このザブングルや太陽の牙ダグラムなどリアルタイムでは熱狂しました。とにかく将来こういうメカが開発可能なのではとそのリアルなフォルムが感動ものです。
今のプラモははめ込み式で接着剤を使わず2時間もあれば出来上がってしまう。初代ガンダム世代の自分としては物足りません。当時は3日くらいかけてジオラマ(戦闘シーンの再現)を作ったものです。
年甲斐もなくアニメプラモを作ってますが、たまに時間が出来た時のプラモ作りはとても気分転換になります。80年代に青春時代を過ごした人にはお勧めしますし、若い世代にもこのザブングルのウォーカーマシンのカッコよさを味わってほしいです。