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冷酷組織の真実 ザ・インサイド・ストーリー・オブ ディープ・パープル&レインボー (BURRN BOOKS)

コリン・ハート
おすすめ度:★★★★★
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ブラックモア氏のゴシップ的側面に興味がある人は楽しめます。
おすすめ度 ★★★★★

 この本は、この本の作者コリンハート氏が1971年ディープパープル第2期から、その後レインボー、またディープパープルにツアーマネージャーとして2000年に病気を理由に突然クビになるまでに体験した事をありのまま記した239ページからなる、読み応え満点な本です。
 そしてこの本の話題の中心は、いわずと知れた、神様・ブラックモア氏です。昔はインターネットとかなかったので、月1回の雑誌でその人となりを知る程度だったから、ブラックモア氏の奇行、わがままぶりはオーバーなものだと思っていたのですが、この本を読んだら、それは事実、否もっと凄いものだというのが分かりました。少し挙げるだけでも・クルーを裸にして駅に放り出す・ローディーをフィルモグにけしかけてケンカさす・ホテルが気に入らないと一堂全員他のホテルへいかそうとさせる・ホテルが苦情を言ったら、怒ってアンプを地面に向けてフルボリュームでギターを弾く・レコーディングスタジオに幽霊が出る城を借りさせ、皆怖がってる中、ポルターガイスト現象を喜ぶ・人がうまくいってると気分が悪く、困ってるとすごく嬉しい等これ以外にも、まだまだとんでもない行動が書かれています。勿論一番気になる頭髪のことも、しばしば登場します。
 それ故にブラックモア氏がディープパープルをクビになった後の内容は平和そのもので、あまり面白くありません。他のメンバーとも色々あったようですが、それが消し飛ぶぐらいブラックモア氏の存在が凄かったということです。
 ただ、そんなブラックモア氏も作者氏の両親にはすごく優しかったようで、それ故に作者氏もブラックモア氏に対しては、愛憎入り混じる、兄弟のような感覚だった模様です。故に筆者氏が12年ぶりに別人のようになったブラックモア氏に出会った時の件は、最初からずっと読んでいるとある種感動的ですらあります。しかしブラックモア氏が普通の人だったらここまでの内容にならなかったであろうというのは、皮肉な話ではありますが・・
 以上のように、ブラックモア氏関連のゴシップ的な部分に興味がある人は面白い本だと思いますが、他のメンバー、本業の音楽的部分の突っ込んだ話を期待する人には、あまり面白くない本だと思います。



音楽と人間性は別
おすすめ度 ★★★★☆

 私はリッチーの音楽が好きなのであって彼自身がどんな人間かということには興味がない。この本を楽しめるのは私同様そういった考え方の人だ。音楽のみならず人間としてのリッチーも尊敬している、という人は読まないほうがいい。ここに書かれているメインテーマは人間失格とも言えるリッチーの振る舞いだから。無論内容は著者の視点、記憶(あるいは思い込み)によって書かれているので全てが真実かどうかは知りようがないが、その内容は非常に信憑性に富んでいる。
 再結成DPからリッチーが脱退した後の記述は少々退屈。物事が平穏に進んでいるところにはドラマがないということか。



飽きずに一気に読める
おすすめ度 ★★★★☆

ツアーマネージャーと云う仕事がどの様な事なのかが綴られており、暴露的な内容も含んでいるが、
あくまでもハート氏が見て・感じた回想録で氏のプライベートも絡めながらユーモアを交えて記述されてる。
氏は、レインボーのDVD『ライヴインミュンヘン』のボーナス映像にも登場するのでご存知の方も多いだろう。

パープル、レインボーのファンの多くは、今40代前後の方が多いと思うが、
まさに邦題の通りの冷酷組織の中で働く氏の姿は、所々で今の自分(僕も含めて)と兼ねてしまわれるのではないだろうか?

又、掲載される写真の数々は、「オフ」の表情を写し出しており、非常に貴重且つ楽しい!

ブラックモアの奇行には、正直、少々引いてしまう箇所も・・・。

僕の大好きな2バンドを長年に渡って、誠意と献身(自己犠牲?)で支えてくれた氏には、心から感謝したい!

この本を購入するファンは、『ブラック・ナイト/リッチー・ブラックモア伝』も購入されている方が多いハズ。
本の開きと大きさは、それに併せて欲しかった。


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