永遠に続く得体の知れない恐怖、、、、おすすめ度
★★★★★
どんな男も虜にしてしまう魔性の美少女、富江。
どの男も愛しすぎて最後には彼女を殺してしまう。
しかし、彼女は殺されても殺されても必ず甦ってくる。
そして、彼女は明治の時代からすでに生きていてずっと
その姿のままなのだ。。。。また今日もたぶらかされる男たち・・・・。
大体の基本ストーリーがこんなところです。
話だけ聞くと全く荒唐無稽でバカバカしいような話だが、
映像として見てみると結構怖いし、面白い話になっている。
しかも当の「化け物」本人は直接誰も殺さない!!
それが本当に変った話しだなぁ〜と思います。
菅野美穂の演技力による部分が大きいのだが、
長くシリーズ化されていることから分かるように
とにかく楽しめるホラーである。
雰囲気はよかったけど・・・おすすめ度
★★★☆☆
富江にいまひとつ残忍性がなかったためか後半で迫力にかけ、間延びし
て盛り上がりきれなかった。
月子に迫る富江に気持ちの悪さは感じたがそこからもう一歩抜けて欲しかったかな。
富江は結局誰も殺さないんですもんね〜、これじゃ迫力に欠けても仕方がないかな。
どちらかというと、ホラー性よりもグロさが売りの映画なような気がします。
幽霊が出てこないホラー
おすすめ度 ★★★★★
『幽霊が出てこないホラー』と聞いていたためあまり恐怖には期待していなかったのですが、予想以上に恐かった。精神的に恐いシーンが多いです。
菅野美穂のはまり役には必見です。梅酒のCMのような優しい感じは微塵も感じられなく、菅野美穂の演技力の高さが伺えます。
概要
生まれ変わっては男を虜にして破滅させていく美少女、富江を描いた伊藤潤二の連作ホラー漫画の映画化。東京でひとり暮らしをする月子は高校時代に交通事故に遭い記憶を失っていたが、記憶喪失と関連すると思われる同級生富江は失踪していた。それから3年、彼女の恋人の前に富江と名乗る女性が現れ、月子の周囲では陰惨な殺人事件が次々と起こった。
富江とはいったい何者なのか、記憶喪失は何だったのか、自分自身の存在をかけて月子は富江と対決をするのだった。月子役中村久美の清楚さとは対照的な富江役菅野美穂の怪演。富江のキャラクターに狂気と寂しさの同居した実在感を与え、富江を単なる怪物から救い出している。東京では単館上映であったが、予想以上のヒットとなり、以後伊藤漫画の映画化が一種のブームとなった。(堤 昌司)