最高傑作おすすめ度
★★★★★
「SEX」という作品に初めて出会ったのは、漫画喫茶の新刊の書棚でした。
お決まりですが、タイトルを見て「そっち系の漫画かな…」と
ちょっと引いたのですが、表紙のユキにものすごく惹かれたので読んでみました。
今思えば、あの時手にとって本当に良かった!!
1巻を読んで、連載期間を知ってびっくりしました。
全く古さを感じさせません。(服装とかではなく)
とにかく線が、構図が、ストーリーが、洗練されています。
イラストとしても成り立つ漫画というものを初めて読んだ気がします。
最初の数ページを読んで全巻購入を決めた漫画も初めてでした。
2色刷りの旧版の存在を知ってそちらも購入したのですが、
やっぱり2色刷りの方が良いですね。
3巻以降に無いのは残念ですが、この巻は何色かな〜と
想像しながら読むのもまた楽しいのでは、とも思います。
その後先生の作品を読み漁りましたが、
「SEX]は上條淳士先生の最高傑作であり、
私が今まで読んだ漫画の中でも最高だと思っています。
リスキーなマンガおすすめ度
★★★★★
ナツ、ユキ、カホのとてつもなくかっこいい3人のキャラクターと圧倒的な世界観に大きな衝撃を受けたマンガが、上條淳士先生の「SEX」という作品だ。なんと言っても、美麗すぎる絵は、見る人を一瞬にして虜にする魔力を持つ。マンガは擬音でなく絵で語るということを初めて教えてくれるこの作品は、連載から10年以上過ぎた今も、全くその新鮮さを失っていない。
紆余曲折の果ての刊行・とりあえずありがたいおすすめ度
★★★★★
一番読みたかった上條の作品でした。
最終7巻の巻末にある作画スタッフの中にある「YOKO」さん。
あなたの存在は大きかった。
彼女の存在を知ったのは、TO-Y連載後に発売されたイラスト集のインタビューです。まさかと思ったけど、画の細かさや丁寧さ美しさがウリの上條作品にあって 彼女はほとんど共同執筆者のような存在だったそうですね。
というわけで、TO-Yに続く作品のSEXにあって 全7巻のうち途中で作画の質が微妙に変化するのは、連載が長期化して作画が経時変化するパターンと共に彼女が参加しているかどうか、って事でしょうか。
血生臭くて暴力場面の多い暴力団がらみのストーリーなのに、なんでこんなに美しいんだろ。
全巻揃えて イッキ読みするのをお薦めします。
ちなみに「sex」場面は、全巻通してほぼ皆無です。きれいなヌードがあるだけ。だって高校生だよ。
やったぜ!!おすすめ度
★★★★★
豪華本で、2巻までしか発売されていなく、とても待ちどうしかった、やっと全巻よめるぜ。うれし~。
もう待たせやしないぜ…?おすすめ度
★★★★☆
旧版1巻初版発売日1989年12/5。
旧版2巻初版発売日1993年9/5。
そして3巻以降は発売されず。
足掛け12年待たされました。旧版2巻の帯にある「全7巻続々発売予定、もう待たせやしないぜ」というコピーが今見ると哀しいけど、再刊行&幻の3巻以降発売はありがたいです。(単行本派だったもので)
旧版よりも版型が小さくなり、効果的に使われていた2色刷りが無くなり、台詞が一部変更され、紙質も悪くなったけど最後まで完結させてくれれば文句はありません。ぜひ一式揃えることをお勧めします。