超怒級のハードボイルドです。冒頭の30分の展開はプライベートライアン並に語り継げます。鬼カッコヨスwwwです。サブ役のバイロン・マンが、スナイパー銃の入ったハードケースを片手にスローモーションで去っていく様なんて特にヤバイです。失禁ものです。下手すると主人公より美味しいところもっていってます。フランス人監督が描くヤクザ映画ですので、スローモーションの使い方とかガンアクションなどにはハリウッドや香港映画には無い特徴がみられます。無論、日本の安っぽいヤクザものVシネなどとは別次元のものとなっております。日本からは加藤雅也や島田陽子などが出演されてます。加藤さんもかなりカッコイイのでファンにはお奨めです。中盤から少しだらけてる感が否めず、少し残念かなと思いますが全体的に美しい映像美を堪能させてくれるので星4つといたします。
マーク・ダカスコスを知ろう!おすすめ度
★★★★☆
この作品の魅力は何と言っても、知る人ぞ知るマーク・ダカスコスのアクション&美しさである。
大地から跳躍し空中回転するシーンがあるのだが、その時なんと彼の身体の中心軸は地面に平行!これを初めとして身のこなしの切れの良さなど、格闘技畑出身のマークの動きには目を見張るものがある。また、演技力の方は本作品撮影当時はそこそこといったところだが、安心して見られる範囲である(その後の上達具合は他作品にて確認されたし)。また、何カ国もの血を引くマークの容姿の美しさや、彼の喋る日本語の流暢さにも注目。一時(?)は、「ハリウッドの秘密兵器」とも囁かれたとか…。
他には、これまた美男の加藤雅也氏のヤクザのボス姿もなかなか様になっている。
と言う訳で、美しいもの好き、アクション好きの方にはおすすめ!
ただ、原作が日本の「人気漫画」というもののストーリー性はあまり期待できず、出演陣の一部で演技が荒削りなのもご愛嬌。欲を言えば、フランス版に見られる多彩な特典映像が日本版には入っていないのが非常に残念な点である。