サビが切ないおすすめ度
★★★★★
まさに純愛そのものです。今時ありきたりな「恋する女の子の応援歌♪」のように決して軽々しさはなく歌詞も内容も奥深ぁ〜い意味があるような感じでした。アルバム「ULTRA BLUE」だって未だに毎回聴いてます。飽きないんだもん。
また映画「春の雪」にもピッタリだと思いました。見てないけど予告で「Be My Last」のサビに鳥肌が立ちました!!彼女じゃなければこの歌はつくれません。これ以上のアーティストは当分登場しないでしょう。
壮絶な一曲おすすめ度
★★★★★
宇多田ヒカル23歳の時の曲。この年齢だからこの曲は書けたのでしょう。幼くもなく、大人でもない感情と官能が実に生々しく溢れ出している。個人的で閉鎖的で終末感漂う、彼女の曲の中で最も少女性が現れた曲だと思います。
冒頭から悲嘆に鳴くギターと共に熱い感情が吐露されていく様は凄まじく、サビで「Be My Last」と連呼し言葉にならずに「ああ…」と歌う部分ではもう悲壮な感じである。この他に類を見ない作りといい、シングルにこの1曲しか入っていない事といい、アルバム「ULTRA BLUE」での曲の位置といい、彼女にとってもこの曲は特別な曲なのかと推察される。
声がいいおすすめ度
★★★★☆
やはり宇多田は声が良い。切なく消え入りそうなのに芯の通った伸びやかな声。その魅力がつまった曲。この曲は宇多田以外の誰が歌ってもこんな風に届くことは無いと思う。けれどシングルとして発売するほどでは・・と言うのが正直な感想。アルバム収録曲として出すのなら素晴らしいが、シングルとしては少し物足りない印象。宇多田の『声』が好きな方はぜひ聞いてみて下さい。
何故おすすめ度
★★★★★
何故彼女はこんな曲を作れる・・・そして歌える?
何故だろう・・・
歌詞でも涙あふれる。なぜか彼女の「あぁ」という
せつない・・・そして強い彼女の声。
なにかが刺激される・・・。
なにか大切なものを思い出させてくれる。
彼女は昔に比べて進化している。
確実に現実というものを知り、
その真実をつくとともに、
今の私達に必要なことを投げかけてくる。
何故そんなことができるのか・・・
彼女は一体何者なのだろうか・・・
エネルギー研ぎ澄まされ
おすすめ度 ★★★☆☆
最新曲の「passion」は勿論、こちらの曲のレビューも毎日の
ように、更新されているのを見ると、賛否両論あろうとも
一貫して言えるのは、常に宇多田ヒカルの音楽は、感情の源を
つよく刺激するというコト。
質や聴き手の趣向は置いといても、その手を掛けてる感は半端じゃなく、
壮大で、息苦しいくらいに、強くて個性的な世界観が築かれている。
それだけはどこにおいても事実。
この曲も、模索中であるのは伺えるが、それが発展途上系でないのは
聴けばわかる。きちんと確固たる世界と空気、とかいろんなうずめくモノを
きっちり凝縮し、「音楽」にしている。しかも宇多田ヒカルの音楽。
なんかのインタビューかなにかで読んだが、彼女は曲を投げ出すコトはいっさい無く
絶対に感性系に持っていくそう。最後まで。
だから彼女の作品は質はともあれ、たまらないエネルギーを
感じさせるのだろう。そしてこの曲では
詞、言葉、メロディー、空気感、アレンジ、響き、そして声
すべてにおいて、そのエネルギーが研ぎ澄まされた結果といえる秀逸加減。
シンプルな筈なのに、こんなにも色々な感覚が自分に掴み掛かってくる。
そんな感じ!
それでも今後が楽しみ。とも思える、という意味で
まさしくモンスターのような音楽家だ。無限大。
好き&嫌いは置いておいても、彼女は間違いなく天才。
異論はなかろう??
あとは、この天才加減をアルバムというカタチで
どう凝縮できるか。
期待は高まるバカリだゼ☆