このCDは、佐野元春プロデュースでぐっさん(山口智充)のレギュラー番組から生まれたデビューシングルです。まず1曲目は、エディタレビューで佐野さん自身からのライナーノートからわかるように、世の中で日常の出来事を踏まえて頑張っている人達に向けての応援ソングです。さて2曲目のカップリングですが、ぐっさんのカバーで、元春の80年代の名曲「グッドバイからはじめよう」が収録されています。オリジナルを歌う佐野さんとはまた違った印象を受けるぐっさんの歌唱力がとても素晴らしいです! ちょっと切ない感じの曲ですが、歌詞に「終わりははじまり」とあるように、別れがあるのはつらい事だけどそれで終わりじゃない、新しい出会いがあるじゃないか!と改めて決意を感じさせる事ができる曲だと思います。2曲ともおすすめの曲なので、色々な世代の人達に聴いてもらいたいです!
豪華メンバーおすすめ度
★★★★★
佐野さん、他人に提供するときも妥協しません。
ホボキンの井上、古田のリズム隊。山本拓夫のソリッド・ブラス・バンド。kyonさんは参加していないものの、クレフィンからリクオさん達。
ギターの山本耕史くんもいい演奏するなーと思いました。そしてぐっさんの唄。ほんとに上手ですよね。ipodで他の曲に混ぜて聴いてますが、ぐっさんの歌唱力全然違和感ありません。
ていうわけで、豪華メンバーですが、楽曲も佐野さんらしいアレンジと、THE SUN収録の「希望」で見せた父親になった男性像。50代になっても老け込まないのは、無理して若ぶるんでなく、年月経ってから見えてきたことをかっこいいスタイルで表現(佐野さん今回アコギとコーラスのみですが)できることだと思います。
佐野さんのこういう形での活動、好きだなー。歌詞、サウンド含めて前向きさに星5つ。
リアルロックとしての人生の応援歌
おすすめ度 ★★★★★
50'S、60'S、70'S、80'S、90'Sそして今日、なんだかんだと言ってもグッドミュ−ジックはグッドミュ−ジックだ。この「じぶんの詩」は現代に生きる全ての世代にとって、真にリアルなロックンロ−ルとしての普遍性をそなえている。その意味で人生を前向きに開かれたものとして暖かく励ましてくれる応援歌であるとも言える。