今から約25年前、ロックとジャッズしか知らなかった頃、知人から借りたレコードがこの1枚でした。音楽の未体験ゾーンに惹きこまれた・・・というのが実感でした。それ以降フュージョン中心にイロイロ聴いています。内容についてはうまく表現できないので、WOODYーGOODYさんのレビューを参考にして下さい。音の古さを感じさせない、フュージョンジャンルでの歴史的(私的)名盤だと思っています。
ジャコとの掛け合い最高!おすすめ度
★★★★★
トムスコットのアルバムの中では非常に好きなアルバムです。
バックサポートする面子もリチャードティー、エリックゲイル、スティーブガッド、ゲイリーキングからなる人気最高のスタッフのメンバーにファミリーのラルフマクドナルド、おまけにTOTOのスティーブポーカロも参加してます。組曲的な構成のすばらしいアルバムで、どの曲も泣ける乗れるトムスコ節炸裂の傑作。特に、今は亡きジャコとの掛け合いの1曲は最高!ジャコのフレットレスベースとトムスコのリリコーンが絡みあうようなメロディは涙ものです。このアルバム以降のトムスコがファンク、ブルース寄りになっていく中で忘れられない名盤。聞いて損なしですよ。
ここまで楽しめていいのかっ
おすすめ度 ★★★★☆
あるサックスプレーヤー(≒本人?)の恋物語を綴ったという組曲風のタイトルナンバーは秀逸!!R.ティーのキーボードがゆらゆらとバックで揺れている中、T.スコットのサックスが情景たっぷりに歌い上げます。
また、J.パストリアスのなんとも言えないあのベースもすばらしいメロディを紡いでいます。この値段でこれまで楽しめていいのかっ、って位、得した気分です。
フュージョン期真っ只中のT.スコット作品として、本作を含め"アップル・ジュース"や"ストリート・ビート"と並んで最も楽しめる作品ではないかと思います。