72年生まれの私は、「ある日ィ突然」を見たという記憶がデジャヴュのような曖昧さでしか、ない。1984年、超人気バクハツ中だった頃のアルフィーの特番である。高見沢さんがコントで「チョットォ、イイデスカア?」(今より地声が高かった)とモル○ン教の宣教師みたいな格好で現れたこととか、彼がバンドについて語っていた裏で流れていたメロディーが耳についていて、それが後年『ラジカル・ティーンエイジャー』の間奏だったと知った時の感激とか、いろいろと印象深い番組だった。
中学生になってアルフィーに芯までどっぷり浸かったときも、この番組が残っていない(家庭用ビデオデッキがまだ普及してなかったから)ことだけが残念でならなかった。命永らえるなら、もう一度あの懐かしいコントが見てみたかった。それが現在DVDでこの世にもう一度お目見えしたという感動は素晴らしい!ありがとう、アルフィー!! やっぱりバカバカしいけど素敵だったよ!
テレビ全盛期おすすめ度
★★★★★
「ザベストテン」「ある日ぃ突然」2つの番組がどのようにDVDに収まっているのか想像できなかった。
TBS試写室にて終結したアルフィーメンバー3人が、自分たちが出演したこれらの2つの番組を振り返る、という設定でDVDは展開してゆく。
メンバー3人が、「そもそも自分たちがあたかもコミックバンドのように世間で誤解される要因のひとつが、この2つの番組出演であった。」という、自虐的コンセプトがファン心理をくすぐるのである。
DVDはじまりから、ワクワクされっぱなしだった。
DVDのクロージングでは、「テレビ番組出演拒否することをステータスとしていた他のミュージシャンのように、自分たちもテレビを拒否すればよかった。あえて、その逆をいった自分たちの戦略ミスだ」
と最後まで自虐的。
本人たちのこうした「セリフ」とは逆に、ベストテンで歌っているアルフィー3人がとにかく、かっこいい。かっこいい。かっこいい。
20年前のVTRだというのに新しい。ベストテンの製作者たちの勢いも感じる。お金をかけていることもわかる。まさにテレビ全盛期。
このテレビよき時代に、あえて、他のニューミュージック系ミュージシャンとは逆行してテレビ出演していったこの3人の意地とかプロ根性が伝わって感動した。
また、テレビ画面から、彼らの都会的センス、利発さ、視聴者ごころを捉える、もって生まれた感性を改めて実感させられた。
これらの才能、音楽、3人の素朴なパーソナリティーが31年たった今でも多くの人の心をつかんでいるのだろう。
結局メンバー三人もこの2つの番組が好きであるのだろう。
実のある人(アルフィー)はいつの世でも必要とされるのである。
ファンの一人として、「アルフィー」をいとおしいように、このDVDもいとおしくてたまらない。
テレビ全盛時代おすすめ度
★★★★★
2つの番組がどうやって1つのDVDに収まっているのか、想像つかなかった。DVDの最初から最後まで、アルフィーの3人がうまくつなげてゆく形式で作品は紹介されてゆく。
TBS局内試写室で、3人終結し、ベストテンに出演した自分たちのVTRをチェックしてゆくのだ。そして、あの伝説的番組「ある日ぃ突然」。。。
本人たちは、こう振り返る。「自分たちが、あたかもコミックバンドのように誤解されるきっかけとなった元凶がこの番組である」と。
自分たちの過去を、自虐的に振り返るところに、このDVDの面白さがあると思う。
とにかくファンとしてはアルフィーをいとおしむのと同じように、このDVDをいとおしむ気持ちになってしまう。
本人たちは最後に
「TV出演を拒否すべきだった」といってはいる。でも、これらの番組に出演することができて一番幸せだったのは、この3人であることが、全編を通して伺える。
普通のニューミュージック系ミュージシャンにはない、アルフィー3人の器用さ、頭の良さ、テレビのニーズを捉える感性。がテレビ出演によって、視聴者に認知され、今の人気につながっている。
ベストテンは、今見ても新しい。テレビ全盛時代、制作側の勢いがうかがえる。アルフィーがかっこいい。いかにかっこよくみせるか。セットの趣向が凝らしている。
こんなにかっこいいグループがいるんだあ。と再認識。
これは面白い!
おすすめ度 ★★★★★
84年頃からのベストテンやある日~突然を収録
昔からのファンだったらこれは本当に面白いDVD!
ALFEEの魅力って音だけじゃないんです
意外とタレント性あるのが分かりますよ
ある日・・・のドラマの中で高見沢氏の不器用だけど
役を一生懸命こなす姿・・・
ファンだったらその高見沢氏の姿なんとなく想像できますよね
想像では物足りない方、是非購入してください