サズペンスの傑作の1本です。おすすめ度
★★★★★
この頃のK・コスナーは上り調子。国防省の上役が愛人をうっかり殺してしまった捜査をK・コスナーに命じられます。その愛人とはK・コスナーの恋人でもあり…。それを「ユーリー」というソ連のスパイに殺されたように仕向けられるような調査資料の内容でした。読んだK・コスナーの落胆振り。ショーン・ヤングといえば「ブレード・ランナー」のイメージが強すぎたり私生活でちょっと問題があったりしましたがここではあまり出番のないまま殺されてしまいます。中盤以降国防省からカメラが外へ出ることなく正にドキドキハラハラ。そして最後のどんでん返し。監督のR・ドナルドソンの演出も巧みでした。
単純じゃない最後おすすめ度
★★★★★
国防総省勤めで白い制服姿のケビン・コスナーがかっこいいったらない。28歳のショーン・ヤング がきれいです。派手なアクションや殺し合いもありません。しかし最後まで息をもつかせぬそのストーリーに引き付けられ、そして想像もしなかった結末に拍手喝采してしまいました。
単純なスパイものとは一線を画した傑作です。
若き日のケヴィンがハンサムです
おすすめ度 ★★★★☆
海軍将校が国防長官の愛人と恋に落ち、嫉妬した長官が 誤って愛人を転落死させてしまう。その犯人捜しをさせられるのが海軍将校役のケヴィン・コスナー。犯人は自分であるかのような状況の中でどんどん追いつめられていくが 最後は驚きの結末が・・・。ショーン・ヤングとのリムジンでのホットなラブシーンにもうっとりです。
概要
海軍将校のトムは国防省に迎えられた。これで恋人スーザンのそばにいられると喜ぶトム。だが、スーザンにはすでに別の男がいた。嫉妬に狂ったトムは彼女を殺してしまう。翌日、スーザン殺しの犯人はスパイで、その男を抹殺せよとの指令が出る。
華麗なロマンスに始まった物語が、やがてスリルとサスペンスの連続するドラマへ。そして息をもつかせないスリラーから、想像を絶する結末へとなだれ込む。『アンタッチャブル』で世界的スターになったケビン・コスナーが、さらに新境地を開拓した「非常に知的な政治スリラー」である。
監督は、のちの『サーティーン・デイズ』でまたもコスナーとコンビを組み、秀逸な大型サスペンスを提供したロジャー・ドナルドソン。国防長官に名優ジーン・ハックマンが扮し、恋人スーザン役のショーン・ヤングは美しいラブシーンを見せる。(アルジオン北村)