WRCの歴史やその現状などを概観するのにはいい本。こういう本は単行本というスタイルでは余りないと思うが、Mook本などではたまに見かける。ただし、Mook本では現状に重きがおかれて、その歴史については囲み記事程度のところが、この本では、割合としっかりと書かれている。したがって、昔のWRCを知るためにはいい本かもしれない。
ただ、同じようなネタが何回か出てくるし、文章ももひとつというところがある。ま、エッセイの域を出ていないが、WRCを一度総括してみたいという人にはとりあえずオススメかな。
WRCの基礎知識がわかるはず。おすすめ度
★★★★★
ラリージャパンを観てWRCにハマったのですが、ルールなどがよくわかりませんでした。
そんなわけで、WRC関連の書籍を物色したのですが・・・
まったくといっていいくらい関連書籍がない中、偶然この本を見かけたのでぱらぱらと読んでみたところ、非常にわかりやすくかかれておりました。
じっくり読み終えてからというもの、初心者ながら知ったかぶれるようになりました。
WRCってよくわかんない・・・って方におすすめです!
よかったです
おすすめ度 ★★★★☆
WRCについてのさまざまなことが書かれており、最初から最後までとても楽しめました。特にWRCの歴史については詳しく書かれていたので、最近からWRCを見始めた私にはとてもよかったです。マシンのメカニズムについての説明が私にはちょっと専門的すぎてよくわからない部分もありますが、それを含めてもとても良い本だと思います。
それと、細かいことですが個人的に「トミ・マキネン」が「トンミ・マキネン」と表記されていたのががっかりしました。